生きる喜び~人権教育参観日・講演会~

 6月29日(木)人権教育参観日・講演会を実施しました。各クラスで、命の大切さや差別や偏見を許さない心等をテーマにした道徳科の授業を実施し、そのあと、下関市教育委員会 元教育長 児玉典彦先生のお話を聴きました。保護者のみなさまや地域のみなさま、長門市内各小中学校からもたくさん来ていただきました。生徒の感想の一部を紹介します。

・今日のお話を聞いて、今、自分が「生きている」ということは、どれだけすばらしいことなのかが改めて一日一日を大切に生きることもとても大切なことだが、私が14年間生きてきた中で「誰かの幸せのために生きていく」ということは考えたこともなかった。今日の児玉先生のお話で、涙が出そうになった。

・児玉先生が病気について話されたとき、娘さんが言われた「どんな姿になってもいいから生きてほしい」という言葉が心に響きました。その言葉には「生きてほしい」という強い願いや「家族を守りたい、助けたい」という思い、「ずっと一緒にいたい」などの気持ちを感じました。~中略~「人は自分のために生まれてきたのではない、誰かのために生まれてきた」という言葉を意識して、自分も誰かの支えになれるように日々を送っていきたいです。

 暑い中、熱く子どもたちに語ってくださった児玉先生、どうもありがとうございました。